系図資料
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時之島熊沢氏伝系伝図 (『後南朝再発掘 』 山地悠一郎)

後醍醐天皇──後村上天皇┬─長慶天皇
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            └─後亀山天皇──良泰親王─┐
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┌─────────────────────────┘
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├─尊儀王──尊秀王┌─廣敷────玄理──守久─────┐
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└─尊雅王──信雅王┴─野尻将監──掃部──一利──蕃山 │
                             │
┌────────────────────────────┘
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├─半右衛門
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├─直行…………(当主寛道に至る)
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└─亀女

【註 釈】

昭和十六年六月蕃山会創立に際し、発表される。

良泰親王 
 小倉宮
尊儀王 
 中興天王
尊秀王 
 北山宮、自天王 御十八歳弑害
尊雅王 
 市川宮、南天皇 第二十九歳迫害
信雅王 
 熊野宮、南帝王 後熊沢廣次と称せらる 六十一歳薨
廣敷 
 熊沢氏 強弓の達人 時之島に隕命
玄理 
 熊沢氏 味方原役に徳川家康の命を救ひ、浜松の伊場に戦死す二十二歳
守久 
 熊沢氏 柴田勝家、浮田秀家、福島正則に仕へ 後水戸頼房に事へ碌三百石、光国を養育する
半右衛門 
 熊沢氏 父の書院番頭を襲い専ら光国卿を薫陶す、病歿子なし
直行 
 熊沢氏 尾州時之島に帰農し、信雅王の陵を祀り宗家を継ぐ
亀女 
 野尻一利に嫁し蕃山を生む
掃部 
 野尻氏 愛知郡日々津城主 後河内国飯盛十五万石の城主となる
一利 
 野尻氏 加藤嘉明に仕へ、後藤原乱に鍋島氏に属し、備前池田公邸に没す、室は熊沢守久の女
蕃山 
 野尻氏 後熊沢氏熊沢守久に養はれ水戸光国を感化す