宗良親王 ・ 略 歴
 
尊澄法親王は後醍醐天皇第八宮、御母は二条為世卿の娘で一宮(尊良親王)と同腹であった。妙法院一品座主でおられたが、還俗されて宗良親王とお名乗りになった。尹良親王、御母は井伊助道政の娘で、宇津宮親王とお名乗りになった。

正慶元年壬申三月八日、北条高時によって讃岐国詫間の里に流された。同二年癸酉、京都にお帰りになった。


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